株式会社キュア・アップ、法人向け「モバイルヘルスプログラム」第一弾として「ascure(アスキュア)禁煙プログラム」を提供開始

株式会社キュア・アップ、法人向け「モバイルヘルスプログラム」

第一弾として「ascure(アスキュア)禁煙プログラム」を提供開始

株式会社キュア・アップ、法人向け「モバイルヘルスプログラム」
第一弾として「ascure(アスキュア)禁煙プログラム」を提供開始
―アプリと禁煙指導員の“完全オンライン x 6ヶ月サポート”で禁煙成功率向上を目指す―

疾患治療用プログラム医療機器として「治療アプリ」の研究開発から製造販売を事業とする株式会社キュア・アップ(本社:東京都中央区 代表取締役社長:佐竹 晃太)は、この度、法人向け健康増進プログラムの第一弾として「ascure(アスキュア)禁煙プログラム」の提供を開始したことをお知らせ致します。

近年、医療費の高騰・従業員の生産性向上などの観点から、企業・健康保険組合における健康増進への取組みの強化が課題となっており、経済産業省を中心とした「健康経営」、厚生労働省を中心とした「データヘルス計画」が推進されています。
喫煙は、成人死亡の最大の決定因子と言われ (1)、生活習慣病、メンタルヘルス対策と同様に、従業員の健康・医療費の抑制に重要なテーマと言えます。禁煙成功率は自力では5%程度( 2)、禁煙外来など医療機関への通院でも1年後の成功率は3割程度(*3)にとどまり、より充実した禁煙プログラムが求められていると考えられます。

そのような中で、当社社長の佐竹晃太が呼吸器内科医として禁煙治療に実際に従事してきた実績と、医療機関向け「治療アプリ」開発を通して得られたモバイルヘルスの知見を活かして提供する本プログラムは、以下の特徴を備えることで、禁煙成功率の向上を目指してまいります。なお、本プログラムは従来の禁煙外来と比較して3割程度安価に提供することが可能となります。

【本プログラムの特徴】
 ① “心理的依存”へ充実したサポート
ニコチン依存症には身体的依存と心理的依存があり、身体的依存は医薬品によって緩和できても、心理的依存は通院時以外の院外・在宅の期間(2週間〜1ヶ月)は支援の「空白期間」となっています。

本プログラムでは、禁煙外来での指導経験を持った専門の禁煙指導員と医師が開発したアプリとが連動して心理的依存に対しフォローします。 
② “完全オンライン”で通院不要
初回から最後までオンラインで禁煙指導、医薬品は自宅配送します。禁煙希望者の通院にかかる負担を解消し、禁煙に取り組みやすい環境を提供します。平日・土曜の夜20時まで受けられるため、忙しい方にも適しています。
  
③ 治療終了後の“結局、喫煙に逆戻り”を防ぐ、6ヶ月の長期サポート
一般的な2〜3ヶ月の禁煙外来・禁煙プログラムでは、終了後に多くの方が喫煙を再開してしまうという現状に鑑み、6ヶ月に渡って支援し、禁煙成功「持続」に貢献します。

本プログラムは、国内製造業(東証一部上場)で既に導入が決まっており、複数の企業でも現在導入を検討いただいております。今後は幅広い提案・啓蒙活動を行うことで、順次、導入企業を増やしてまいります。


※本アプリは医療機器ではありません。病気の診断や予防、また治療、抑制などを保証するものではありません。
※※医薬品の購入にあたっては、薬局の薬剤師から医薬品に関する情報提供をさせて頂きます。


【株式会社キュア・アップ 会社概要】
社名:株式会社キュア・アップ(CureApp,Inc.)
代表取締役社長:佐竹 晃太
本社所在地:東京都中央区日本橋小舟町1番3号 CASTELLINO O.T. NIHONBASHI 7階
資本金・資本準備金:484,100,000 円
設立:2014年7月31日
事業内容:プログラム医療機器開発、PHR(パーソナルヘルスレコード)事業、モバイルヘ
ルス関連サービス事業
URL:http://cureapp.co.jp/
 


【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社キュア・アップ 広報担当 三島
support@cureapp.jp


【別添資料】
「ascure(アスキュア)禁煙プログラム」Webサイト:
http://www.ascure.technology/



【本プログラムの今後の展開】
欧米ではスマートフォンアプリを活用したモバイルヘルスプログラムがベンチャー企業を中
心に生み出されており、医療機関向けに開発されたアプリが民間向けに提供される事例が現れ始めています。当社も日本における医療機関向けモバイルヘルス分野のパイオニアとして、医療機関向け「治療アプリ」開発で蓄積した知見を民間企業の健康増進にも活用頂けるよう、法人向け「健康経営支援プログラム」を拡充し今後は生活習慣病やメンタルヘルス対策のプログラムも開発していく予定です。
また、日本で生み出したモデルをベースに「日本発のモバイルヘルスソリューション」として、順次グローバルにも展開していく予定です。
 


【当社事業内容について】
株式会社キュア・アップは、高度なソフトウェア技術と医学的エビデンスに基づいた疾患治療用プログラム医療機器の研究開発から製造販売まで行うMedTechベンチャーです。「アプリが病気を治療する効果を持つ」という新しい医療サービスを日本で初めて実現するために、病気を治療するアプリである「治療アプリ」の開発に取り組んでいます。
「治療アプリ」は患者様ごとの日々の治療経過を基に、医学的知見とエビデンスをベースと
したアプリが解析、ガイダンスを行うことにより新しい治療効果を生み出すことを狙います。
また意識・行動の変容から習慣レベルの改善を促すことで、疾病の根本的改善にも資する可能性を持っています。弊社は、国内ではいち早く臨床試験を開始し、複数の疾病への展開も開始しています。
 

現在の「治療アプリ」の開発状況は以下の通りです。
■ニコチン依存症治療用アプリ:慶應義塾大学医学部呼吸器内科との共同開発、多施設共同臨床試験を2015年2月より進行中。
■非アルコール性脂肪肝炎(NASH)治療アプリ:東京大学医学部附属病院との共同研究。昨年10月から臨床研究を進行中。
 

 
【References】
*1.厚生労働省「タバコの健康影響」、THE LANCET 日本特集号(2011 年9 月)、なぜ日本国民は健康なのか(厚生科学研究)より
*2.Shape of the relapse curve and long-term abstinence among untreated smokers.
*3.ニコチン依存症管理料算定保険医療機関における禁煙成功率の実態調査報告書 平成19年
度・平成21年度調査
*4.「禁煙者の治療実態とニーズ調査2015年12月」楽天リサーチ


 

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