【インタビュー】薬剤師の新しい働き方を生み出す! 〜薬剤師 高橋侑子さん〜

弊社が、民間法人様向けに提供を開始している「ascure(アスキュア)禁煙プログラム」。
健康経営やデータヘルス計画といった国・政府が推進する施策の中、社員の健康への取組みがより一層注目されており、弊社の「ascure(アスキュア)禁煙プログラム」も導入頂く法人様が増えています。
 − 事例:https://www.wantedly.com/companies/cureapp/post_articles/108964

今回は、そのascureで禁煙指導に携わる高橋侑子さんにお話をお伺いました。
薬剤師としての医療現場での経験に加え、民間企業での勤務も経験してきた彼女が、ベンチャー企業である弊社で指導の現場に立つ理由とは。
弊社に入社する前のお仕事や今後の目標、趣味についてもたくさんお話いただきました。

弊社に入社する前のお仕事を教えてください 元々は調剤薬局で薬剤師をしていて、新卒で大手の調剤薬局に入りました。
その調剤薬局では2年間働き、ほとんどの診療科目の処方せんは一通り勉強することができたと思います。
そのあと地元に戻り、薬剤師が私だけという、小さな調剤薬局で4年間働きました。 1人薬剤師ということで「大変」と取られることも多いのですが、おかげで薬剤師としての業務だけではなく、経営するための知識と視点、考え方も必要になり、身に付けることができたのはとても良い経験でした。
その過程で「調剤報酬」という薬局経営では欠かせない制度について調べていくうちに、世の中で言われている「薬剤師は安定」という認識と制度の方向性から予測される将来はだいぶ異なっていると気づきました。

また、自分がこうありたい、ということを実現するという意味でもこのまま制度の中で生きるのはちょっと違うなとも…自分にとっての働く事とは何なのか?熱意を持って取り組めることは何か?を考えているうちに、薬剤師の新しい働き方を創りたいという結論にたどりつきました。しかし、当時の私は0から1を創り出した経験がなく、それがどんな事なのか、どのような方法で行うのかも、全くわからない状態でした。
そこで一度医療制度から離れ、自由競争の中で人々に選ばれるための創意工夫をしながらモノを創り出す業界、なおかつ自分が興味を持てる分野ということで、化粧品の会社に移りました。
その会社では開発部署でそれまでとは全く異なる業務に携わり、機能性表示食品の届出を行うために必要な臨床試験を実施するプロジェクトの立ち上げ・計画・実行とコントロールまで、一連のフェーズを行いました。当時は機能性表示制度ができたばかりで参考にできる前例がなく、社内でも行ったことのないプロジェクトで、さらにチーム等なく自分一人でのスタートだったため相当苦戦しながら、論文を読み漁り情報収集をして、商品の企画開発担当者、工場の製造担当者、分析担当者、試験の委託先をはじめ、多くの人々から知見と助けをいただいて、一進一退を繰り返しながら1つ1つ課題を乗り越えて行きました。
大きなプロジェクトを経験して全体を意識しながら遂行できるようになったこと、0から1を創り出したことはとても大きい力になりました。

キュア・アップに入ったきっかけは何ですか? 元々私が医療業界から離れたのは「今後おそらく厳しくなっていく調剤報酬に頼らずに、薬剤師がその専門性を発揮して収入も得られる、そんな新しい働き方を生み出したい!」という思いがあり、それが人生の目標だと決めていたことが理由です。ちょうどプロジェクトがひと段落ついて、本来の目標を達成するためのステージを考え始めた時に、キュア・アップを知りました。
最初はキュア・アップのことを何も知らなかったのですが、調べてみると創業してから2年ちょっとで新しい分野での治験をスタートさせようとしている企業であることを知りました。前職で臨床試験を少々かじった経験があるので、それがものすごいスピードであることをすぐに理解できました。また、アプリという新しい分野で治験をするという難しさも相当なものだろうと容易に想像できました。
それらを乗り越えて治験に入っているので、「この会社はすごい!」と思って興味を持ちました。

 現在のお仕事内容を教えてください
今は、民間法人さま向けの事業の第1弾である「ascure(アスキュア)禁煙プログラム」で禁煙指導を担当しています。
毎回、指導の前にアプリから得られる参加者さんの状況を把握し、その方に合わせたご支援をしています。
指導の前にアプリのデータから、その参加者さんが順調にいっているのか、苦しんでいるのか、それはどんなところでか、が分かり事前に準備ができることは、状況を聞いて・考えて・アドバイスをする全てを指導の時だけで行うよりはるかにその人にあったアドバイスができると実感しています。

加えて、一緒に指導に取り組む看護師・保健師さん、アプリの開発を行うエンジニアチーム、呼吸器内科医でもあるCEOの佐竹さんたちと週次でミーティングを行なっています。そこでは知識の共有に加えて、どんなところで参加者の方が苦しんでいるか、どうしたらもっと成功に導けるのか、といった「現場」から見える課題を全員で認識を合わせ、アプリ・指導双方の改善点を話し合い、優先度に合わせて改善を実行しています。
また、指導員同士での意識の共有やチームとしてのコミュニケーションを深めるため、指導員全員で研修合宿へ行くといった取り組みもしています。
 − 研修の様子:https://www.wantedly.com/companies/cureapp/post_articles/105036

 趣味はありますか?
漢方を習っていて、漢方カウンセリングのスクールに通っていました。その人の体調に合わせた漢方を選ぶだけでなく、その人の気持ちにもフォーカスするスタイルなので、今の業務にも役に立っています。
他には建築を見ることも好きで、その中でも高層ビルが好きです。外観だけでなく建物の中からもデザインを楽しみます。。お気に入りは丸の内にある新丸ビルで、一番好きですね。
ビルや建築が好きな理由は、デザインはもちろんですがその構造や仕組みを知ってあれこれ考えることが好きだからだと思います。仕事でも同じように、色々な仕組みを知り、応用して新しいサービスを作り、大きく広げていきたいと思っています。キュア・アップではまだまだ新しい事業を開発していますし、禁煙プログラムも新しい展開を予定しているので、そこで自分がサービスを生み出す過程に携わっていけるので、とても楽しく充実した毎日を過ごしています。
キュア・アップに入って、人生の目標のスタートラインに立つことができたと思います!

今後やっていきたいことはありますか? せっかくキュア・アップで、開発の方を身近に感じれる環境にいるので、プログラミングも学んでいけたらと思います。キュア・アップには多くのエンジニアの方々が在籍し、私たちが使用しているアプリの構造や、不具合・改良点などを話し合うことが頻繁にあるため、興味が湧いてきています。
自分にとっては全くの未知の世界なので、今後学べたらと思います。
もちろん、今携わっている民間法人さま向けの事業をもっと拡大し、多くの方々の役に立ちながら、薬剤師としての仕事の幅を広げていきたいと思っています。


さて、今回のインタビューを通じて、入社前のお仕事、キュア・アップでのお仕事に加え、意外な趣味、そしていつも穏やかな高橋さんが「薬剤師の将来の働き方を生み出す」という大きな目標を持って日々取り組んでいらっしゃることを知ることができました。
弊社としても彼女のミッションの実現を応援していきたい、と思いました!

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