投稿

8月, 2022の投稿を表示しています

DTx Asia Summit開催について

イメージ
11月8日~9日に韓国ソウルにて、DTx Asia Summitが開催されます。 過去5年で、北米と欧州でのデジタルヘルス関連のイベントにおいて、DTxは主要なテーマとなりました。DTx Asia Summitの開催で、両地域と比べて存在するギャップを埋め、APACにおけるDTx業界の確立を目指しています。 今回のイベントは、主要なDTx企業、政府機関、プロバイダーグループ、技術者、製薬会社などが参加予定で、DTx業界の最新情報取得やネットワーク構築に最適な場所です。 アジアにおけるDTxの主要な課題に取り組む為、本イベントに参加しませんか?オンラインでもご参加が可能です、ご興味のある方はぜひ下記のページよりご登録ください。 登録ページ: www.dtxasia.com/register

カーライル、デジタル療法を提供するCureAppへのマイノリティー成長投資を実施

イメージ
国内でデジタル療法(以下「DTx」:デジタルセラピューティクス)が普及する中、CureAppの高血圧症向けDTxの提供・拡販と同社の開発パイプラインの拡充をサポート 世界有数の投資会社であるカーライル(本社:米国ワシントンD.C.、日本代表:山田和広、以下「カーライル」)は、日本のMedTech(医療テクノロジー)企業でDTxのリーディングカンパニーである株式会社CureApp(本社:東京都中央区、代表取締役社長:佐竹晃太、以下「CureApp」)へのマイノリティー出資を行い、本日、両社は戦略的提携を発表いたしました。本件はCureAppのシリーズGの資金調達にあたりカーライルによる投資額は約70億円となります。これによりCureAppの累計資金調達額は約134億円となりました。なお、カーライルは投資実行後にCureAppに取締役1名を派遣しております。 2014 年に 2 名の医師によって設立された CureApp は、DTxの研究開発に特化した、急速に成長している日本の MedTech 企業の 1 社です。CureAppの高血圧症向けDTxは、2022 年 4 月に日本で規制当局の薬事承認を取得しました。高血圧領域では世界初の事例です。同社のニコチン依存症向けDTxは、2020年に日本で初めて規制当局に薬事承認され保険適用を受けました。CureAppは、デジタル技術を使用して医療を進化させることに注力しており、現在、NASH(非アルコール性脂肪肝炎)、アルコール依存症、がん、慢性心不全の領域においても*医師が処方するDTx(*PDT:Prescription Digital Therapeutic)の研究開発に取り組んでいます。 本件を通じてカーライルは、CureAppの高血圧症向けDTxの展開およびDTxの開発パイプラインの拡充をサポートします。またCureAppは、今後カーライルのグローバルなヘルスケア分野における実績・知見を活用し、日本および海外で販売・流通ネットワークの拡充と、マーケティングや製品開発プラットフォームの強化を行います。 カーライル日本代表兼マネージング・ディレクターの山田和広氏は、「DTxの分野は、高齢化に伴う日本の社会的ニーズに応え、国民の医療へのアクセスを拡充し、早期介入による医療費削減につながるなど、巨大な成長ポテンシャルを有してい

掲載情報のお知らせ

イメージ
Global Steering Group for Impact Investment (GSG)国内諮問委員会が発行した「インパクト企業の上場 コンセプトペーパー」に、当社がケーススタディとして紹介されましたのでお知らせいたします。 https://impactinvestment.jp/news/20220729.html

株式会社CureAppとサワイグループホールディングス株式会社 NASH領域におけるDTxの開発及び販売ライセンス契約を締結

イメージ
  株式会社CureAppとサワイグループホールディングス株式会社 NASH領域におけるDTx ※1 の開発及び販売ライセンス契約を締結    株式会社CureApp(本社:東京都中央区 代表取締役社長:佐竹 晃太 以下、当社)はサワイグループホールディングス株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:末吉一彦、以下、サワイグループ)とNASH(非アルコール性脂肪肝炎::Non-Alcoholic Steatohepatitis)領域におけるDTx(以下、本アプリ)の開発及び販売ライセンス契約をこのたび締結したことをお知らせします。  本契約締結により、サワイグループは本アプリの日本におけるNASHを適応疾患とした独占的開発権及び販売権を取得いたします。  本契約に基づき、契約一時金および今後の臨床開発の進展、販売金額などに応じたマイルストンとして総額最大105億円、ならびにアプリ上市後の販売額に応じたロイヤリティーが当社に支払われます。また、アプリ上市後、医療機関には、当社が開発したアプリ処方サービス(APS)を通じて導入を実施する予定となります。 ※1: Digital Therapeuticsの略。ソフトウェアを用いた治療 NASH領域におけるDTxの可能性  NASH は肝硬変や肝癌に進行することが知られており、将来的にNASH を原因とした肝癌の増加が懸念されております。NASH は主に肥満を背景に発症し、国内に200 万人程度(予備軍は推定1000 万人程度)※2存在すると考えられているにもかかわらず、現在のところ確立された薬物療法がなく、体重減少を目標とした食事療法や運動療法など、日常生活の指導が中心となります。  また、外来受診において適切な指導が行われたとしても、患者自身の努力のみで食事療法や運動療法を継続していくことが難しく課題となっています。そこで、アプリを通じて日常的に個々の患者に最適化された行動療法をアナウンスすることや、患者自身の状態を見える化することで行動療法の効果を最大化し、患者と医療従事者双方の負担を著しく増やすことなく効果を得ることができれば、NASH に対する有望な治療法になると期待されます。  また、患者の認知と行動の改善を通じた減量による治療が達成されれば、NASHにより生じる肝硬変や肝癌の予防のみでなく、日本の医療費削