【日本遠隔医療学会 スプリングカンファレンス2019登壇】治療アプリ・デジタル療法の概況up-to-date と本分科会の取り組みについて



この度、弊社代表の佐竹は、株式会社キュア・アップとは独立した法人として、「国内外の病院・研究機関との共同研究や連携を組みながら、基礎研究から臨床応用に到るまで幅広く医療情報科学の研究を行うリサーチラボ」として"CureApp Institute"という研究機関を立ち上げました。

今回、先日2月2日〜3日に行われた日本遠隔医療学会スプリングカンファレンス2019にて、このCureApp Institute代表理事として治療アプリ・デジタル療法の概況up-to-date と本分科会の取り組みについてお話をさせていただきました。

治療用アプリケーションとは何か、そして海外で進んでいる最新の動きとしてアメリカで進んでいる医療アプリの迅速な承認プロセスへの動き、中国・欧州・カナダにおけるソフトウェア薬事法などについてもお話をさせていただきました。



加えて、東京大学総合文化研究科広域科学専攻であり、CureApp Institute所属研究者加藤から、法人向け禁煙プログラム「ascure 卒煙」の介入成績~アプリとオンライン面談を活用した新規禁煙補助プログラム~についても発表をさせていただきました。

アプリや遠隔・オンライン指導による新しい禁煙支援が生み出す介入成績のほか、今まで禁煙に取り組みにくかった層からも参加が多く新たなアプローチが可能となったこと、通院が必要な禁煙外来との比較についてお話させていただきました。

今後、遠隔・オンライン医療がさらに急速に目覚しい発展を遂げていくであろう今、多くの関心が寄せられより質の高い医学的なディスカッションの場は非常に重要です。少しでもこうした場に貢献できることを目指して、弊社としてもCureApp Instituteの研究活動を支援していく所存です。

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