【学会】第8回 臨床高血圧フォーラム〜心血管病の抑制、新しい時代の始まり〜

5月11日〜12日に久留米市にて開催された 第8回臨床高血圧フォーラムにて、弊社の看護師で、HERBのコンテンツ開発に関わる久木文美が「治療アプリ®の高血圧領域への適応の可能性」についてポスター発表を行いました。

今回のフォーラムでは「心血管病の抑制、新しい時代の始まり」がテーマとして掲げられており、5年ぶりに高血圧治療ガイドライン(JSH2019ガイドライン)が改定されたこともあり、関係するセッションは関心が高かったように思います。
新しい高血圧治療ガイドラインでは、高血圧への対策は、個人のレベルにとどまらず、社会全体で行う必要があるとし、高値血圧者及び高血圧者(140/90mmHg以上)はもちろんのこと、正常高値血圧(120~129/80mmHg未満)以上のすべての者も生活習慣の修正が必要であるとしています。早期から食事や運動などの生活習慣改善を重視することで、130/80mmHg未満への積極的な降圧を目指す方針が示されました。
現在、自分の高血圧を知らない有病者は1,400万人とされ(出典:JSH2019)今後は、より高血圧に対する対策や早期治療の必要性が増してくると思われます。今回の学会では1000人以上の医療従事者が参加し、各々熱い議論がなされていました。
弊社久木のブースでも当日はたくさんの方々に興味をお持ちいただき、質問だけでなく応援をいただけましたことはとても励みになりました。また、実際に臨床現場で患者さんと直接向き合い、指導をされている先生方の熱い思いに触れることができ、今後そのような思いもプロダクトへ反映していきたいと再確認したとても良い機会となりました。

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