「ascure卒煙プログラム」禁煙指導員が大切にしている「フィロソフィー」とは


リリースから3年目に入った「ascure卒煙プログラム」
禁煙開始から6ヶ月後の高い成功率は、データに基づくPDCAを回して改善を重ねることで、さらに上昇しています。この高い成功率を支えているのが禁煙指導員によるオンラインでの面談指導。約6か月間、アプリと指導員による面談で、空白期間なく禁煙に取り組めるのが特徴です。
何より人と人との関わりを大切にした指導を実践。そのために、どんな心構えが指導員として必要か、豊富な指導経験と禁煙への熱い想いをもとにした「フィロソフィー」を作成しました。キュア・アップの禁煙指導を支える「フィロソフィー」はどのように生まれたのか。禁煙指導員として活躍するお2人に、お話をお伺いしました。
 写真 左:高橋 侑子 写真 右:園田 美沙樹 
園田 美沙樹

脳神経外科にて看護師として勤務後、キュア・アップに入社。 現在は、同社にて看護師としての経験を活かし、禁煙指導員として新しい働き方を実践中。指導員育成・在宅指導員チームの基盤作りも行う。 

高橋 侑子
調剤薬局で管理薬剤師として勤務後、化粧品メーカーで健康食品の臨床試験や機能性表示取得の立ち上げを経験。その後、キュア・アップへ入社。指導員チームのリーダーを経て、現在は事業開発に携わる。

通院での禁煙指導と「ascure卒煙プログラム」の違いは?


園田:ascure卒煙プログラムの特徴は、通院が必要になり、通院時のみのフォローとなる禁煙外来とは違い、毎日のアプリによるフォローそして、オンラインの面談で通院の負担なく指導が受けられることです。
加えて、禁煙外来の期間(3ヶ月)よりも長い6か月間、アプリのフォローや6回の面談で空白期間なく参加者さんをサポートしていきます。
高橋:私たちは「一生ずっと禁煙」を目指し、ホスピタリティーを重視した指導を強みとしています。一生禁煙を目指すとき、誰かに言われたからという理由や医薬品だけで無理やり禁煙をしようとしても、短期間では成功するかもしれませんが、また戻ってしまうことがほとんど。そういう事がないように、初回の面談では、参加者さんご本人が自発的に禁煙をしたいと思えるようなカウンセリングを大切にしています。本人が禁煙の意思を持ち、行動をかえていくということが何より大切だと考えています。

―――禁煙指導員には、どのような方がなっているのでしょうか?


高橋:もとは医療現場で働いていた看護師、薬剤師などの有資格者が指導員として活躍しています。
現場で働く中で、予防医療の大切さに気付き、それに関わりたくて入社した方が多いですね。たとえば、救命救急の看護師だった方がいます。救急で運ばれてきた患者さんをみて、普段の生活からきちんと予防できていたら、こんなにもひどい事にならなかったのに…という課題意識を持ち、予防医療に必要性を感じ入社したとのこと。そういう方は、とってもモチベーション高く働いてくださっています。
園田:指導は基本的にオンラインで行います。なので、地方にいながら、最先端の医療に携わることができるのも魅力だと言う方もいます。現在は、大阪、福井、和歌山など日本全国の在宅指導員が活躍しています。


―――指導として大切にしていること、そして「フィロソフィー」ができるまでを教えてください。


園田:もともと指導をする上で、大切にしていることが多くあったのですが、初期の頃からの指導員の間では暗黙知になっていました。
これから事業の規模を拡大していくフェーズに入る中で、この暗黙知を「フィロソフィー」としてまとめることにしたのです。
高橋:「ascure卒煙プログラム」は一般的な医療従事者による情報提供にとどまらず、参加者さんの心に届き、親しい方に勧めて頂けるようなホスピタリティのあるサービスを目指してスタートしました。
なので、参加者さんの満足度はとっても大切です。そのために、指導のマニュアルは最低限に抑え、人と人との関りを大事にできるように余白の部分を多く残しています。最低限、面談で伝えるべきことは設定していますが、それぞれの指導員が個性や自分らしい指導をしていけるように、指導の余白の部分を多く残すようにしているんです。
もう一つ大切にしていることは、指導員自らが、自分自身を常日頃から大切にして満たしておくという事です。指導員として、参加者さんにエネルギーを注ぐためには、自分自身をすり減らしていくのではだめ。自分自身が満たされた上で、人に尽くすことで、継続的に患者さんにとって質の良いサポートができると考えています。

禁煙指導において大切にしていること (※「フィロソフィー」の一部です)



園田:私は、まだ指導を始めて1年も経っていないのですが、入ったときに先輩の指導を見て勉強しました。みなさん、本当に個性がある指導をされていて、指導なのにとても楽しそうな面談なのが印象的でした。
このフィロソフィーの「Being yourself」をとっても気に入っています。自分らしく楽しんでやって良いんだなと思って、後輩にもその精神をしっかりと伝えていきたいですね。
高橋:「Create inspiration」には、新しい価値をつくる、柔軟性でユニークな指導を目指すという想いをこめました。これは、すべて参加者さんの満足度を意識した言葉です。参加者さんが満足するのって、たぶん想像を超えたときなんだろうねと話をしていて。たぶん、常識にとらわれず、指導員側からクリエイティブに指導を作り上げていくことが求められているのだろうなという想いで、作ったものです。
園田:いろいろな参加者さんの経験値もすでに多く集まっているので、指導パターンを勉強したり、研修も盛んです。認知行動療法、動機付け面接法など心理学に基づいたカウンセリング法なども学び、指導に役立てています。

――最後にお仕事のやりがいと、今後、成し遂げたいことを教えてください。


園田:私の場合、正直、禁煙の成功率はあまり意識していないんです。指導後には参加者さんから「全然つらくなくて楽しかった!」という感想をいただくことが多いです。そして私自身も、今、仕事がすごく楽しいんです!
面談では、タバコを吸われている方という共通点はあるものの、色んな企業で働いていたり、多様な生き方をされている方と話ができますし、禁煙以外のプライベートの話を多くします。実は、禁煙以外の生活習慣や考え方などによって、指導法も変わってきます。そのために聞いているのもありますが、いろんな方の考え方を知るのが単純に楽しいんです。
一番印象に残っている参加者さんは、面談の4回目くらいまでは、ずっと禁煙に成功していたけど、最終的には失敗してしまった方です。禁煙に失敗すると面談にこなくなる方もいる中、失敗しても、禁煙指導を自分と向き合う時間に設定してくださり、本当はやめたいんだけど、やめられないご自分の葛藤を私に話してくれました。
最後まで一生懸命、頑張ってくれていて。結局、失敗してしまいましたが、その方のことは今でも私の中で強く印象に残っています。成功に導くためには、私の指導をどう高めていくべきなのか、今の指導のモチベーションにもなっているんです。
今後は、人でなくてもできることで、アプリが担えることはアプリに組み込んでいき、人は「人にしかできない」心に届く指導を行えるよう力を入れていきたいと思っています。卒煙だけでなく、その他のアプリでも、指導はやっぱりキュア・アップの指導員だよね。と言われるような存在になりたいですね、

高橋:私は、今は指導の現場には入っていないのですが、指導員が安心してモチベーションを保ちながら業務ができるように環境を整える業務を担当しています。
予防医療に関わりたくて入ってきた方が多いので、そういう方たちが生き生きとモチベーション高く働くことができ、指導に集中できるような環境を整えることにやりがいを感じています。
さきほど、園田が「仕事がすごく楽しい!」と言っていましたが、そこは実はとっても大切にしている所です。一人一人の指導員を大切にしたいし、みんな楽しんでモチベーション高く働いてほしい。そういうところを、キュア・アップの指導の強みとして伸ばしていきたいとも思っています。

ascure卒煙プログラム詳細についてはこちらをご覧ください https://sc.ascure.technology/

取材ライター/柳澤聖子

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