BioJapan 2019セミナーにて登壇


先日、パシフィコ横浜にて行われたBioJapan 2019セミナーは、バイオテクノロジーを基に医療・医薬、ヘルスケアや環境など様々な分野にて、国内外の第一線で活躍をしている研究者や経営者が最新の動向についての情報提供や議論が交わされるセミナーです。 1986年の初開催から今年は第21回を迎え、開催3日間で延べ7424名の方々が参加し、日本だけでなく海外からの参加者も多くたくさんの議論が交わされる機会となりました。
 
 
今回、弊社COO宮田尚が「デジタル技術が変革する医療:診断と治療」セッション内にて、「DTxで生まれる新たな治療戦略と日本発のグローバル展開」についてお話をさせていただきました。
ソフトウェアなどのデジタル技術を活用し、疾患予防や管理、治療へ介入するデジタルセラピューティクス(Digital Therapeutics 略:DTx)は、既に海外では糖尿病などの領域でも進んでおり、患者の行動変容を促し生活習慣そのものを変えることで予防へも繋がることが分かっています。
 
今回、海外での事例も紹介する他、いわゆる健康アプリと治療アプリはどう違うか、現在の禁煙治療の持つ課題とそれに対しての治療アプリのアプローチ方法、治験結果を経て新たにデジタルが生み出す治療戦略についてお話をさせていただきました。
 
また、DTx治療介入のグローバル化は、文化や環境的な背景が異なる海外においては課題も様々であり、疾患によって、国や文化、環境によっても大きく左右されますが、個々人にカスタマイズできるDTxの特性を上手く活かすことができれば、今後大きく医療貢献できる日がくるとも言えます。
 
CureAppとしても国内だけでなく、海外でも様々な疾患治療、医療に貢献できるようさらに開発を進めて参ります。
 
昨年に引き続き、今年もとても多くの方に聴講いただき、改めてDTxの関心の高さを実際に感じる良い機会となりました。

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