高血圧領域で世界初のデジタル療法の教育を医学生へ届け、人材育成へ貢献
金沢大学医学類の実技指導に治療用アプリを無償提供
株式会社CureApp(本社:東京都中央区 代表取締役社長兼医師:佐竹 晃太)は、国立大学法人金沢大学医学類でのオンライン診療学の講義・実習の中で学生教育を目的とし、医学5年生約100名を対象に高血圧症向け治療用アプリを無償提供したことを報告いたします。
当社は国内で唯一保険診療の中で治療用アプリを提供する企業として、将来のデジタル医療を背負う人材の養成に貢献すべく今回の取り組みを実施いたしました。金沢大学の医学5年生の皆さんには本日4月18日(火)の授業から治療用アプリを医師側、患者側の両方で2週間ほどご自身で使用してもらい※、デジタル療法への理解を深めていただきます。
CureAppは、今後も日本の医療におけるデジタルの普及促進へ貢献できるよう、活動を行って参ります。
※今回の治療用アプリの提供は教育を目的としており、実際の患者さんに使用するわけではございません。
日本国内において、国民病とも言われている高血圧症は潜在患者が4,300万人と多く、関連死亡者数は年間10万人にも及んでいます。関連医療費も膨大である一方で、院外患者数の多さや初期段階における自覚症状が出にくく、危機感を感じにくいことから治療を積極的に受ける人が極端に少ない現状が存在します。
高血圧症の治療には、生活習慣の修正と定着化が重要でありながら、個人で継続的に取り組むには難しい現状があります。
CureApp開発の「高血圧症向け治療用アプリ」は、病院受診時以外の日常生活において、高血圧症の正しい知識獲得のサポート、食生活や運動面でのサポートを提供します。
患者さんごとに個別化された治療ガイダンス(患者さんが入力した情報に応じた食事、運動、睡眠等に関する知識や行動改善を働きかける情報)を身近なスマートフォンを介して直接かつ継続的に提供します。
行動変容を促し患者さんの正しい生活習慣の獲得をサポートすることで、継続的な生活習慣の修正と定着が可能となり、減塩や減量を通じた血圧の低下という治療効果をもたらすことを意図しています。また、医師側においても患者さんの診療時以外の日々の生活習慣の修正状況が医師アプリにより確認できるため、限られた時間内での診療の質の向上に寄与することを意図しています。
高血圧症患者さん向け情報サイトhttps://cureapp.co.jp/productsite/ht/media/