日本発の治療アプリを世界へ。CureAppの夢の実現に向けて開発を進めるエンジニア

 




「日本発のプロダクトを、世界に出していく。」

それはCureApp創業時からの大きな夢でした。それが今、現実のものとなろうとしています。

日本初「高血圧症向け治療用アプリ」を上市したCureAppは、米国版の高血圧症向け治療用アプリを生み出すために、本格的に始動しています。

現在はエンジニアが、米国の生活スタイルや疾患の実情に合わせたアプリを開発中。米国でこのアプリの使用が実現すれば、日本発のソリューションである「高血圧症向け治療用アプリ」の活躍の場が世界へと広がります。

今回は新たな挑戦を続けるUSチームのエンジニアの2人に、仕事の難しさややりがいについて語ってもらいました。


前田 和也(まえだ かずや)/米国版高血圧症向け治療用アプリのエンジニア

大学で機械工学を学んだ後、楽天株式会社に入社。海外版楽天市場やモバイルアプリ等の開発に携わる。その後、フリーランス、FinTechスタートアップ、専業主夫などを経て、2022年11月CureApp入社。米国版高血圧症向け治療用アプリの開発に携わる。


大原 壯太(おおはら そうた)/米国版高血圧症向け治療用アプリのエンジニア

2017年に株式会社メルカリに入社。新規事業立ち上げやTechLeadとして社内システムの立ち上げにかかわる。その後CADDi、メルカリの子会社ソウゾウなどで複数サービスの立ち上げを行ったのち、2023年1月にCureApp入社。米国版高血圧症向け治療用アプリの開発に携わる。



ITがあまり入っていない業界だからこその魅力


――CureAppとの出会いと、それまでのお仕事について教えてください。


前田:元々私は楽天にいたことがあるのですが、中国での事業展開のために北京で働いていた時期がありました。そこで、日本のサービスを海外展開する難しさも味わいました。日本に帰ってきてからは、しばらくフリーランスで仕事をしたり、専業主夫をしたり。そろそろ本格的に働こう…と思っていた頃に、CureAppに声をかけてもらい、話を聞いてみると面白そうだなと。以前、奮闘した海外展開に、再チャレンジしたいという気持ちが湧いてきました。


大原:CureAppに入る前はソウゾウでソフトウェアエンジニアとして働いていました。転職は特に考えていなかったのですが、LinkedinでCureAppから声をかけてもらい、US市場への展開に興味があったので話を聞いてみたというのがきっかけです。。私が仕事を選ぶ際の基準の一つとして、ITがまだ普及していない業界で、ITの力を使って新しいサービスを作り、より良い業界に変えていくことに魅力を感じるというのがあり、医療業界は、まさにそういう業界だと思いました。

また、これは初回の面談のタイミングで知ったのですが、、以前メルカリで一緒に働いていたデザイナーや、イベントなどで話したことのあったプロダクトマネージャーがいたというのも大きかったです。。そのおかげでCureAppで働くイメージがつきやすかったですね。



――米国事業部ということで、英語は日常的に使いますか?



大原:私は英語は堪能ではないので、苦労しながらやっています。今の所、ほとんどのメンバーが日本語を話せるので、ミーティングも日本語でやることが多いんです。ただ、今後は日本語を話せないメンバーも採用していく予定があるので、英語を使う機会は増えていくかもしれないです。


前田:私が以前住んでいたシンガポールは人種も多様なので、それぞれの人が、自国なまりの英語をしゃべっていました。なので、僕の英語もなまっていますね。今の米国チームは、ネイティブでなくても全く問題ない環境です。



現地のユーザーに合った最適な仕様に開発


――現在のお仕事について教えていただけますか。


前田:「高血圧症向け治療用アプリ」の米国版を作っています。今は、プロダクトの仕様が大体決まってきています。それを半年ほどかけて、必要最小限の機能を持ったプロダクトとして実装していく段階ですね。


大原:日本のアプリのロジックやコンテンツを参考にはしていますが、デザインやコンテンツの中身は米国の利用者に向けて最適なものに作り替えています。高血圧症の主な原因も日米で違いますし、生活習慣や食生活も違います。そのため、コンテンツの内容や患者さんに響くキャラクターも違ってくるのです。


前田:このアプリは、血圧計とbluetoothアプリを連携して使うこともできるのですが、その部分は日本の仕様が参考にできます。その他の部分も現地の利用者に最適なものに作り替えつつ、今は血圧の測定やログインの認証部分など、優先度の高い機能から順に開発を進めています。



リモートでの働きやすさに驚き


――実際に仕事をはじめてみて、入社前とイメージが変わった所はありますか。



前田:入社して特に感じたのが、リモートでの働きやすさですね。リモートでの働き方が仕組み化されているのを感じました。入社にあたっての申請類も、すべてSlackにツールが用意されていて、Slack上で殆ど解決できてしまいます。


大原:私もリモートワークに関して働きやすさを感じました。今はデザイナーとプロダクトマネジャーが米国にいて、私や前田さんや事業責任者が日本にいるので住んでいる場所が物理的に離れています。そのため基本的にやりとりはオンラインになるので最初は関係性を作るのが難しいのではないかと少し心配していました。でも実際に仕事をはじめてみると、海外メンバーも含めて仲がとても良くて居心地よく仕事ができています。


前田:事業責任者の徐さんが、オンラインでも意図的に接する機会を増やそうとチームビルディングしてくれたり、人柄の部分も大きいかもですね。


――米国事業部はどのようなチームなのですか。


大原:現在は約10名程のチームです。今は、エンジニアは前田さんと私の2人で今後2名ほどジョイン予定です。あとはプロダクトマネージャー、デザイナー、医師などが所属しています。前田さんもおっしゃっていたように雑談の時間を意図的に作ったりして交流を深めています。他にもエンジニアとビジネスチームでお互いに持っている知識を交換する会をしたり、コミュニケーションを密にしています。その効果が、仲の良さに表れているのかもしれません。


前田:私は今まで医師と一緒に仕事をした経験がなく、すごく新鮮に感じています。全く別の業界の人が同じチームにいて専門知識を話してくれるのは、とても勉強になります。



一歩、一歩、着実に前に


――仕事の難しさを感じるのはどんなときですか。


前田:リクルーティング活動をする際は、業務内容とはまた違った難しさを感じています。エンジニアは売り手市場なので、会社の魅力や、ポジションに興味を持ってもらえるにはどうしたらいいのか考えています。

他には、開発でReact Nativeというフレームワークを使うのが初めてだったので、色々と調べながらやっています。


大原:私の場合は米国に住んだ経験もないですし高血圧症でもないので、米国の高血圧症の方が何を求めているのか体感しづらい所に難しさを感じています。医療業界も初めてなので、そもそも高血圧症とは何かというところから、300ページ位あるガイドラインを読んで学んだり、エンジニアが所属する技術部の勉強会に参加して薬機法について学んだりもしています。知識のキャッチアップは最初苦労したところです。

米国での生活や習慣については、米国育ちのデザイナーに助けてもらったりユーザーインタビューの内容を見たりしてキャッチアップしています。


――やりがいを感じる時は、どんなときでしょうか。


前田:今はまだユーザーの声を聞けたり、フィードバックを受けたりという段階ではないので、やりがいというと少し難しいのですが。アプリの機能が少しずつ作られてきて、米国での展開に向けて着実に前に進んでいる事がやりがいですね。


大原:ゼロからプログラムを作っているので、いかに堅牢にメンテナンスしやすくかつスピード感を持って作るかという点で楽しみや面白さを感じています。米国でも治療アプリはまだまだこれから成長していく産業です。そんな中で、日本発の「高血圧症向け治療用アプリ」を作り、ユーザーに試していくというチャレンジは、とても大きな期待とやりがいを感じています。




米国で成功するために、できることは何でもやる


――今後の目標について教えてください。


前田:直近では、目標に掲げている基本的な機能を実装して、最初のユーザーさんにまずは届けるところまで作りきりたいです。そして、フィードバックを受けて機能改善して、最終的にはたくさんの患者さんに使ってもらえるようになるのが、まずは目標ですね。


大原:私もサービスを作り切って米国の高血圧症の患者さんに使ってもらいたいという気持ちが強いです。そのためにエンジニアとしてプロダクトを仕様通りに作るだけでなく、米国で成功するために、私にできることは何でもやっていきたいという気持ちですね。


(取材ライティング/柳澤聖子)

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