【高血圧に関する調査】「冬の生活習慣に関する実態調査」の結果を発表

「冬の生活習慣に関する実態調査」の結果を発表

冬の生活習慣の悩み1位は「運動不足」、6割超が血圧に悪影響がある習慣が増えると回答
年末年始は食生活の乱れに要注意!塩分摂取量が増える傾向に

冬は高血圧患者が増える傾向にあるも、4割超が「高血圧放置者」 



株式会社CureApp(キュア・アップ/本社:東京都中央区 代表取締役社長:佐竹 晃太 以下、当社)は、これから迎える年末年始を中心とした冬場における血圧へ影響を与える生活習慣の実態を把握し、高血圧治療における生活習慣改善の一助となることを目指した「冬の生活習慣に関する実態調査」を、30代から80代の男女900名を対象に実施し、その結果を公表しました。


1.調査結果の概要
  • 6割超の人が血圧に悪影響がある習慣が冬に増える

  • 冬に増える、血圧に悪影響がある習慣トップは「運動する機会の減少」、次いで「一回の食事量」「濃い味付けの食事」「飲酒の量と頻度」

  • 冬に増える、血圧に悪影響がある食事習慣トップは、お鍋やおでんなどの「汁もの」次いで「練り物」

  • 血圧に悪影響がある食事習慣が冬に増える理由は「家族、親族で集まるから」

  • 来年こそ取り組みたい血圧に良い影響がある生活習慣1位は「定期的に運動をする」

  • 高血圧者のうち通院も生活習慣の改善もしていない「高血圧放置者」は4割超

  • 血圧に悪影響のある生活習慣改善の障壁は「今後の生活に支障がないと思うから」


2.調査結果詳細

【調査① 対象:高血圧者と非高血圧者】

  • 冬に乱れがちな生活習慣の悩み1位は「運動不足になる」。30~40代は「外食機会が増える」「食生活が乱れる」割合が他年代よりも多い

冬に乱れがちな生活習慣を尋ねたところトップは「運動不足になる(42.1%)」でした。冬に乱れがちな生活習慣について年代別で見ると、「食生活が乱れる」「外食機会が増える」と回答した人の半数以上が30代~40代でした。年末年始に忘・新年会などが増えることが推測される世代は、運動に加えて食生活への注意も必要です。


Q1.次の生活習慣のうち、あなたが冬に感じる悩みはありますか。 当てはまるものを全てお選びください。[複数回答/N=900] 

  • 6割超の人が、血圧に悪影響がある習慣が冬に増えると回答。そのトップは「運動する機会の減少」、次いで「一回の食事量」「濃い味付けの食事」「飲酒の量と頻度」

6割超の人が冬の時期、血圧に悪影響がある習慣が増えると回答しました。血圧に関わる生活習慣のうち、普段と比較して冬に頻度の変化があるのは、「運動する機会の減少(41.5%)」が一番多く、次いで「一回の食事量(24.5%)」、「濃い味付けの食事(22.2%)」、「飲酒の量と頻度(22.2%)」となりました。寒いと外に出るのが面倒になり、運動不足になりがちです。しかし、血圧が上がりやすい冬場だからこそ、適度な運動が大切です。また楽しいイベントが多い年末年始ですが、食べ過ぎや飲みすぎ、外食続きの食生活にも注意が必要です。


Q2.普段と比較して冬、血圧に悪影響がある習慣は増えますか。 [単一回答/N=900]

Q3.次の血圧に関わる生活習慣のうち、普段と比較して冬に頻度の変化があるものはありますか。 [複数回答/N=900]

*「運動する機会」に関しては、「やや減る・とても減る」の合計値。それ以外の項目に関しては、「やや増える・とても増える」の合計値。

  • 冬に増える、血圧に悪影響がある食事習慣トップは、お鍋やおでんなどの「汁もの」次いで「練り物」。増える理由トップは「家族、親族で集まるから」

普段と比較して冬に増える、血圧に悪影響がある食事習慣1位は「(お鍋やおでんなど)汁もの(47.0%)」、次いで「(お鍋やおでんなど)練り物(42.7%)」、「(おせち料理など)保存食(41.6%)」でした。その理由を尋ねたところ、「家族、親族で集まる機会が増えるから(51.4%)」がトップという結果となりました。
年末年始は家族・親族で集まり鍋を囲む機会も多くなると思います。鍋物は塩分摂取量が増える傾向がありますので、出汁(だし)をとって薄味とし、血圧を下げるカリウムを多く含む野菜をたっぷりと入れて具沢山にするなど、塩分摂取量を減らす意識を持ちましょう。


Q4.次の血圧に悪影響がある食事習慣のうち、普段と比較して冬に頻度の変化があるものはありますか。 [単一回答/N=900]

Q5. 前問で、冬に特に頻度が増える血圧に悪影響がある食事習慣があると回答した方にお伺いします。その理由は何ですか。[複数回答/N=609]

  • 来年こそ取り組みたい血圧に良い生活習慣1位は「定期的に運動をする」

2024年こそはきちんと取り組みたい血圧に良い生活習慣を尋ねたところ、「定期的に運動をする(40.7%)」

「規則正しい睡眠を守る(38.0%)」、「塩分を控えた食事をする(37.9%)」がトップ3となりました。


Q6. 2024年こそはきちんと取り組みたいと思う血圧に良い生活習慣はありますか。[複数回答/N=900] 

  • 高血圧者のうち4人に1人は「血圧に悪影響がある習慣はない」と回答。高血圧で血圧に悪影響である習慣を持つのに「改善しようと思っていない」人も1割。血圧に悪影響のある生活習慣改善の障壁は「今後の生活に支障がないと思うから」

高血圧者の4人に1人は「血圧に悪い習慣はない」と回答。また高血圧で血圧に悪い習慣があるのに「改善しようと思っていない」人も1割ほどいます※。
※高血圧症のなかには生まれつきの体質による方もいらっしゃいます。


また、生活習慣を改善しようと思っていないと回答した人にその理由を聞いたところ、1位は「今後の生活に支障はないと思うから(52.8%)」、次いで「改善方法がわからないから(22.6%)」「対策をしても効果が見えづらいから(21.7%)」でした。


高血圧を放置すると、脳疾患や心疾患などの重大な病気につながる可能性があります。また、それ以外にも「脳血管性認知症」の原因となることが、研究や統計から明らかになってきています。改善方法がわからない、対策をしても効果が見えづらいという人もいますが、高血圧の方は医師に相談しながら生活習慣を改善していくことが重要です。


Q7.あなたは、今後血圧に悪影響がある習慣を改善しようと思いますか。 [単一回答/N=900]

*「高血圧である」のN数=280、「高血圧でない」のN数=620

Q8. 前問で、改善しようと思っていないと回答した方にお伺いします。その理由は何ですか。[複数回答/N=106]

*改善しようと思っていないと回答した106人のうち、「高血圧である」のN数=32、「高血圧でない」のN数=74


【調査② 対象:高血圧者】

  • 今後高血圧を治療しようと思っている人は5割に留まる。通院も生活習慣の改善もしていない「高血圧放置者」は4割超

高血圧者のうち、今後高血圧を治療しようと思っている人は5割程に留まりました。また、定期的に通院していない人は高血圧者のうち66.7%、通院していない人のうち生活習慣の改善もしていない人は42.8%となりました。高血圧者のうち、通院も生活習慣の改善もしていない「高血圧放置者」は4割を超えることがわかりました。


Q9. あなたは、今後高血圧を治療としようと思っていますか。[単一回答/N=280]

Q10. あなたは、高血圧の治療で定期的に医療機関に通っているか、生活習慣の改善をしていますか。[単一回答/N=280]

*高血圧の280人のうち、「通院していない」のは186人、そのうち「生活習慣の改善もしていない」のは120人


3.調査概要

調査期間 :2023年12月9日~12月10日

調査方法 :インターネット調査

調査対象 :調査①Q1~8 30代から80代の男女 

調査②Q9~10 上記のうち高血圧の男女

*地域は全国

*高血圧の人は血圧を把握している人のうち自己回答の数値が「収縮期血圧140mmHG以

上」または「拡張期血圧90mmHG以上」

サンプル数:900名(調査①900名/調査②280名)


※本リリースの調査結果・グラフをご利用いただく際は、必ず【CureApp調べ】とご明記ください。

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