"持続可能な未来への一歩:社内アンケートが示すCureAppのサステナビリティな進化とは"
CureAppでは、各部門の従業員から成るサステナビリティ推進チームが、社員のサステナビリティに対する理解を深めるため、社内研修などの取り組みを行っています。ただ、この取り組みを通して実際にどれだけの社員にCureAppのサステナビリティへの取り組みが浸透し、認識されているのか、現状を適切に把握する機会はこれまで多くありませんでした。そこで昨年8月と12月にサステナビリティに関する社内アンケートを実施し、社員の認知度および理解度の変化を測定し、今後のチームでの活動の指針とすることとしました。
この記事では、そのアンケート結果から見た変化や今後取り組むべき課題についてお伝えしたいと思います。
その目標の実現へ向けてCureAppの事業がどう論理的かつ具体的に課題を解決していくのか、目指す社会の実現に向けた道筋として「ロジックモデル」を作成しています。
最終的な目標である「すべての人が安心していつでも良質な医療を享受できる社会」の実現に向け、患者・医療従事者・アカデミア及び産業に対する事業価値(インパクト)がどのようなプロセスを経て形になっていくのか、4つの中期アウトカムをそれぞれ設定し、経営を行っています。
この記事では、そのアンケート結果から見た変化や今後取り組むべき課題についてお伝えしたいと思います。
CureAppでは、CureAppが解決すべき社会課題「医療格差」、「高騰する医療費」、「治療空白」、「医療の質のばらつき」に対し、治療アプリという新たな治療モダリティの社会実装を通じ、「すべての人が安心していつでも良質な医療を享受できる社会」の実現に尽力しています。
その目標の実現へ向けてCureAppの事業がどう論理的かつ具体的に課題を解決していくのか、目指す社会の実現に向けた道筋として「ロジックモデル」を作成しています。
最終的な目標である「すべての人が安心していつでも良質な医療を享受できる社会」の実現に向け、患者・医療従事者・アカデミア及び産業に対する事業価値(インパクト)がどのようなプロセスを経て形になっていくのか、4つの中期アウトカムをそれぞれ設定し、経営を行っています。
今回行ったアンケートでは、これらの取り組みや仕組みについて「具体的な内容を知っている」または「大まかな内容を知っている」と回答した社員の割合を「認知・理解している」と定義し、認知指標の調査を行いました。
8月に行った最初のアンケートの結果、上記4つの選択肢のうち「具体的な内容まで知っている」「大まかな内容を知っている」のいずれかに該当する人は59%となりました。この結果に基づき、チーム内では「少ない」「予想以上に多かった」といった様々な意見が交わされました。
このアンケートの結果を経てチーム内では、2回目に行うアンケートでの認知理解度目標を「80%」まで伸ばすことを目標として設定しました。そして、その目標達成に向けて、次回アンケート実施までの約4カ月間でどのようなアクションを取るべきなのか、具体的な戦略やアプローチについてチーム内でディスカッションし検討を重ね、次のような施策を実施しました。
まず、社会課題に向けてのロジックモデルの内容は、やや複雑でもあることから実際に説明することが必要だと考え、全社員向けのオンライン研修を実施し、より理解を深めてもらう機会としました。
さらに、サステナビリティに関する社外発信の際には、それを社内向けにより詳しく解説をつけて発信したり、サステナビリティへの取り組みを1枚でより簡単に理解できる「サステナペライチ」の作成も行いました。
これにより、過去に比べて社内発信の頻度が増し、サステナビリティという概念をより多くの人に浸透させ、興味を持ってもらうきっかけになったと考えています。
2回目のアンケートの結果、認知理解度とした「具体的な内容まで知っている」「大まかな内容を知っている」人の割合は、59%から78%に向上しました。
残念ながらチーム内で掲げた「認知理解度80%」という目標にはわずか一歩及ばず、悔しい思いをしました。ただ、この期間中も新しいメンバーが次々と入社し、従業員数が増加していることからも、今後もサステナビリティ活動の理解を深められる施策を定期的かつ継続的に実施することで、社員の理解を得られるのだということも分かりました。
また、今回のアンケートでは目標値の設定はなかったものの、サステナビリティに関連する具体的な項目にも焦点を当て質問をしていました。CureAppが取り組むべき社会課題とはなにか、ロジックモデルやマテリアリティの理解、そして日々の業務において各個人がサステナビリティをどれだけ意識しているかについても尋ねました。
上記項目いずれも、1回目のアンケートに比べ10〜20%増加した結果となりました。しかし、特にCureAppが掲げているマテリアリティ(重要課題)の理解については、未だ理解不足の部分もアンケートから読み取ることができ、今後改善すべき課題として把握することもできました。
これらの結果を踏まえ、今後も社員がサステナビリティに関心を抱ける機会を継続的に提供することの重要性を感じました。
また、日々の業務でサステナビリティを意識しているかという質問については、今後長期的にみて、そうでありたい・そうであってほしいという願いから聞いた質問でもありました。実際に日々業務をこなしていく中で意識し続けることは決して容易ではないことだと理解しています。そんな中でも、初回アンケート結果と比較し約20%ポイント増の約70%の社員が意識できるようになったという嬉しい結果となりました。それはロジックモデルの説明などから、自分の担当する業務がどこに紐付いているのか、より明確になったからではないかと思います。
社員のみなさんの学びと協力を通して様々な施策を実施してきた昨年後半でしたが、今後もCureAppのメンバーがより意識的に行動できるようサステナビリティチームとして、引き続き様々な機会の提供をしていきたいと思います。
CureAppのサステナビリティへの取り組みに関しては、下記サイトより詳しくご覧いただけます。
社員のみなさんの学びと協力を通して様々な施策を実施してきた昨年後半でしたが、今後もCureAppのメンバーがより意識的に行動できるようサステナビリティチームとして、引き続き様々な機会の提供をしていきたいと思います。
CureAppのサステナビリティへの取り組みに関しては、下記サイトより詳しくご覧いただけます。
CureAppのサステナビリティへの取り組みページ:
https://cureapp.co.jp/sustainability.html
ライティング:サステナビリティ推進チーム 広報 三島