沢井製薬が、片頭痛向け医療機器の流通プラットフォームとして CureAppの「APS」を採用

 株式会社CureApp(キュア・アップ / 本社:東京都中央区 代表取締役社長:佐竹 晃太:以下、当社)は、当社が提供する治療アプリ処方プラットフォーム「App Prescription Service」(以下、APS)が、沢井製薬株式会社(本社:大阪市淀川区 代表取締役社長:木村 元彦: 以下、沢井製薬)の片頭痛向け医療機器「レリビオン®︎」の流通プラットフォームとして採用されたことをお知らせいたします。「レリビオン®︎」は2023年12月に沢井製薬が製造販売承認を取得している片頭痛の急性期治療に用いる医療機器です。今後「レリビオン®︎」が保険適用・販売開始された際には、APSを通し全国の医療機関で処方が開始される予定です。APSでの他社製品の流通は「レリビオン®︎」が初となります。


 当社は、治療アプリの処方プラットフォームであるAPSの医療機関への提供を2020年より開始し、提供開始当初より、当社製品に限らず様々な治療アプリの処方、利用状態の管理、代金回収、配送などの各種運用を統一の方式に揃えることで、医療機関がスムーズに患者様へ処方できる世界を目指してまいりました。現在全国の医療機関でAPSを通したニコチン依存症および高血圧症治療アプリの処方が行われており、リアルなユーザーからの意見を反映させ日々プラットフォームの改良を行っております。「レリビオン®︎」は日本初の在宅で使用されるニューロモデュレーション機器であり、治療アプリとは異なるものの、患者さんご自身でデバイスを使用する医療機器であるという当プラットフォームとの親和性から今回の導入に至りました


APSに関する医療機関の問い合わせ先はこちらからお願いいたします

https://cureapp.co.jp/contact.html




「APS」の概要と今後の展望

 APSは医療機関がスムーズに治療アプリを処方できるよう開発された処方プラットフォームで、治療アプリの処方、利用状態の管理、代金回収、配送など治療アプリ処方に必要な各種運用を実行できます。 統一されたフローで処方・管理まで完結するので、医療機関の運用負荷を低減することができます。また、治療アプリ提供企業のセキュリティ体制を当社が確認するため、医療機関には安心してご処方いただけます。現時点では治療アプリの処方プラットフォームとしての機能がメインとなりますが、今後はさらに広く医療機関のデジタル技術の活用を支援するプラットフォームとなることを目指してまいります。


「レリビオン®︎」とは

 

頭部に装着して使用する非侵襲型ニューロモデュレーション機器であり、経皮的に電気神経刺激を与えることによって、前兆期症状の有無に関係なく片頭痛急性期の疼痛を緩和する目的で使用されます。なお、片頭痛の急性期治療に在宅で使用されるニューロモデュレーション機器としては、日本で初めての承認取得となります。



沢井製薬プレスリリース

https://www.sawai.co.jp/release/detail/625


「APS」上で現在処方可能な製品

  • CureApp SC ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー

  • CureApp HT 高血圧治療補助アプリ


沢井製薬株式会社について

 「なによりも患者さんのために」という企業理念のもと、800品目以上のジェネリック医薬品を安定的に患者さんのもとへお届けするため、生産体制の強化に取り組むほか、独自の製剤化技術「SAWAI HARMOTECH®」を有し、高品質で付加価値の高い医薬品の開発も積極的に行っています。ジェネリック医薬品事業で患者さんに貢献することはもちろんのこと、新たな医療ニーズに応える事業にも挑戦を行っています。