【CureApp】謹んで新春のお慶びを申し上げます





旧年中は格別のご厚情を賜りまして、心より感謝申し上げますとともに、2021年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます


昨年はニコチン依存症治療アプリ「CureApp SC」の日本初の薬事承認、保険適用を実現させ、「アプリで治療する未来を創造する」というビジョンに向かって大きな一歩を踏み出すことができた年となりました( https://sc.cureapp.com/d/ )。創業当初からの「医師が処方するアプリ」というデジタル療法を日本でも開始させることができ、とても感慨深いものがございます。


本年は、「CureApp SC」の医療現場への浸透、さらに1人でも多くの患者様にお届けすることを目指して参ります。

その他、治療アプリについては、現在第3相試験を行っております高血圧治療アプリの治験の成功と薬事承認に向けた申請を目指します。また、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)治療アプリ(臨床試験中)、久里浜医療センターと共同で臨床研究を開始した減酒支援アプリ、さらに第一三共株式会社様と共同開発しているがん患者支援治療アプリなど、さらなる疾患領域での開発展開を加速させて参ります。


また昨年は、治療用アプリの処方プラットフォームである「App Prescription Service」(以下、APS)の医療機関への提供も開始いたしました。今後は当社製品だけでなく全ての治療用アプリの契約・処方ができるプラットフォームとして日本全国で展開し、医療機関において治療用アプリがワンストップでスムーズに処方される世界の実現に向け努力して参ります。


治療アプリで得た知見を活かして開発・提供をしている法人向けmHealth(モバイルヘルス)プログラムである「ascure(アスキュア)卒煙プログラム」は、これまで法人向け禁煙支援サービス導入数業界第一位として東証一部の企業・健康保険組合、協会けんぽの船員保険や健康保険組合連合会の地方自治体支部を中心に多数導入をいただいております。今年はさらに卒煙への挑戦参加者様を増やせるよう、新しい提案を差し上げていくとともに、昨年から提供を開始した特定保健指導対応をより拡大したいと思います。また、より多くの皆様の健康に伴走できるよう、事業連携を活用した新しい展開についても目指していきたいと考えております。


日頃より多くの医療機関や医師の方々、患者様、導入法人様、参加者様、関係者の皆様にご協力を賜り開発・研究等進めることができておりますことを、この場をお借りし改めて感謝申し上げます。

今年7年目を迎えるCureAppは、プロダクト開発や事業展開を共にする仲間も大幅に増え2021年1月現在の従業員は126名となりました。CureAppでは様々な職種の社員が垣根なく1つのプロダクト開発に携わっており、日々刺激が多く充実したものとなっております。今年も新たな仲間が増えることも楽しみにしております。


昨年は世界中で新型コロナウイルスの流行により多くの変化を強いられる一年となりました。2021年もまだまだ予断を許さない状況ではございますが、本年もより一層皆様の健康と生活の質の向上を目指し、「ソフトウェアで治療を再創造する」ことができるよう、CureApp社員一丸となって邁進して参ります。


本年も皆様の一層のご指導、ご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。


株式会社CureApp 代表取締役社長 佐竹晃太

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