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6月, 2019の投稿を表示しています

【講義】聖路加国際大学公衆衛生大学院の医療経済学の講義にて登壇しました

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弊社で医師として様々なプロダクトに関わっている谷川朋幸医師が聖路加国際大学公衆衛生大学院の医療経済学の講義にて、スピーカーとしてお話をさせていただきました。 「(デジタルヘルス領域での)リサーチから社会実装へ:事例紹介も含めて」というテーマで、Appleのヘルスケア部門の責任者の保坂様から始まり、しっかりとしたリサーチに基づく最も社会実装が近いデジタルヘルス領域の取り組みとして、弊社及び治療用アプリの可能性についてお話をさせていただきました。

【プレスリリース】法人向け禁煙支援の「ascure卒煙プログラム」に新プラン追加妊婦など禁煙補助薬が使えない方も、アプリとカウンセリングで密に支援

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医療用「治療アプリ®」︎の研究開発およびその開発知見を活用した法人向けモバイルヘルスプログラム(※)を提供する株式会社キュア・アップ(本社:東京都中央区 代表取締役社長:佐竹 晃太)は、法人向け禁煙支援の「 ascure(アスキュア)卒煙プログラム 」( https://sc.ascure.technology/ )において、妊婦さんや副作用などの理由で お薬が使えない方にも対応した新しい禁煙支援プランの提供を開始したことをご報告いたします。 これまでの禁煙支援では十分な支援が難しく、ご自身の意志の力のみで禁煙に取り組まなければならなかった方々を、医師開発の禁煙支援アプリによる24時間のサポートと専門の指導員によるカウンセリングで卒煙へと導きます。   今後もキュア・アップでは、より多くの禁煙に取り組まれる方々へ禁煙サポートを届けられるよう、継続的なサービスの改善に取り組んで参ります。 (※)法人向けモバイルヘルスプログラムが提供するサービスは、医療機器・医療行為ではございません。本プログラム及び専用アプリは医療機器ではなく、ニコチン依存症の「治療」を行うものではありません。 「ascure(アスキュア)卒煙プログラム」の概要と新プランの特徴 従来の禁煙外来・禁煙プログラムが持つ課題に対し、テクノロジーを活用して新しいソリューションを提供する「ascure(アスキュア)卒煙プログラム」は、「医師開発の専用アプリ」「医療資格を持つ指導員によるオンラインカウンセリング」、「OTC医薬品の自宅配送」を組み合わせ、多面的に完全オンラインで禁煙をサポート、これまで50社を超える法人で導入いただき多くの方々の卒煙をサポートしてまいりました。   今回、妊婦や禁煙補助薬を使えない参加者様へも十分なご支援ができるようにアプリの改良などを行い、OTC医薬品を使用するプラン(パッチ・ガムから選択)に加え、お薬なしプランをご提供することで、従来の医薬品主体の禁煙支援では十分な支援が難しかった方へも手厚い禁煙サポートが提供できるようになりました。 お薬なしプランの利用者様のイメージ   妊婦や授乳中の方  お薬の使用が推奨されない喫煙本数が多くない方  お薬の副作用が出やすい方(肌トラブルなど)  お薬の使用が禁忌となる

第92回 日本産業衛生学会にて「ascure(アスキュア)卒煙プログラム」の介入成績を発表いたしました

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 5月22〜25日まで名古屋にて行われた 第92回 日本産業衛生学会 にて、弊社の法人向けモバイルヘルスプログラム「ascure卒煙プログラム」で指導員をしている劉詩卉(看護師)が、アプリを活用した禁煙プログラムの介入成績について発表を致しました。 産業保健領域においての現状を踏まえた禁煙指導の難しさなどの問題点や、どのように効率的・効果的にアプローチをしていくのかといった弊社の「ascure卒煙プログラム」のアプローチ方法についても発表しました。 実際に「ascure卒煙プログラム」を使用した参加者の実態や禁煙成績を調査し、指導時点での禁煙・喫煙状況に加え、実際に使用したアプリから得られる行動や利用の履歴をデータとして解析。そして、12週目と24週目時点での禁煙状況結果について評価し、今回介入成績結果としてお話をしました。 禁煙外来との継続率の比較や禁煙の成功率についても非常に良い結果が得られました。今後はより多くのデータの集積・解析を行いさらなるアプリ・指導の改善や禁煙継続率の向上を目指していけたらと思います。 当日は多くの方々に関心を持って頂くとともに、禁煙に対する高い関心を感じました。

【メディア掲載】社会保険旬報〜ニコチン依存症治療のアプリを開発〜2020年の保険適用目指す

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医療関係者から保険者まで医療提供にかかわる方へ情報を提供する 社会保険旬報(5月21日号)に取り上げて頂きました。 呼吸器内科医として現在も臨床現場に立つ弊社代表 佐竹が感じる禁煙に対する課題や医療における今後のICTやアプリの活用、さらには弊社開発ニコチン依存症治療用アプリの詳細についてご取材をいただきました。 また、治療用アプリの知見を活かし民間法人向けに開発した「 ascure(アスキュア)卒煙プログラム 」や生活習慣改善プログラム「 ascure STPES 」についても、ICTを活用した新しい保健事業として取り上げて頂きました。

【メディア掲載】治療用アプリの治験結果を発表した記者会見を、多くのメディアで取り上げていただきました

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先日、 ニコチン依存症治療用アプリの治験結果 ( プレスリリースはこちら )を発表し、同日に 記者会見 を行いました( 記者会見の様子はこちら )。 多くのメディア関係者の方々にも会見に出席いただき、その後記事にしていただきました。下記の一覧はまだ一部ではございますが、日本での薬事承認・保険適用の一例目となることを目指す中、たくさんの方々にご注目・応援いただき嬉しい限りです。 今後とも社員一丸となり、治療用アプリを患者さまの元へ届けられるよう邁進して参ります。 【テレビ】 日本テレビ News every (5/30 午後5:53〜) 【新聞】 日本経済新聞  < キュア・アップ 国内初の禁煙治療用アプリを申請 > 読売新聞  < スマホ「禁煙アプリ」、効果を確認…自宅や職場で支援可能 > 産経新聞  < <日本初の「アプリの治験」結果を米国胸部学会議2019 で公表>国内第III相臨床試験で禁煙外来におけるニコチン依存症治療用アプリの有効性を確認 > 毎日新聞  < アプリで禁煙効果アップ 20年春保険適用目指す > 朝日新聞  < スマホアプリで禁煙長続き ベンチャーと慶応大が開発 > 読売新聞大阪  <禁煙アプリ 効果を確認 開発会社、治験で> 北海道新聞  <禁煙アプリ慶應大「効果確認」> 沖縄タイムズ  <アプリで禁煙効果アップ 来春保険適用目指す> 下野新聞  <スマホアプリで禁煙効果アップ> 薬事日報  < 治療用アプリを初申請‐20年に薬事承認目指す キュア・アップ > 【web・雑誌】 日経メディカル  < 医師がアプリを処方する時代がやってくる ニコチン依存症治療用アプリが治験で効果確認 > メディカルトリビューン  < スマホ「禁煙アプリ」、効果を確認...自宅や職場で支援可能 > 日経 xTECH/日経デジタルヘルス  < キュア・アップがニコチン依存症の治療用アプリを日本で初めて承認申請 > Beyond Health  < 製薬業界は“抵抗勢力”か > < 「治療用アプリ」、いよいよ医療機器として申請 > < 製薬業界を巻き込むイノベーションは続く > 日経バイオテク  < キュア・アップ、ニコチン依存症治療用アプリの承認申請を完了 2020年春の保険適応を目指す >

【記者会見開催レポート】日本初の「アプリの治験」(国内第Ⅲ相臨床試験)で禁煙外来におけるニコチン依存症治療用アプリの有効性を確認

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先月5月30日に、慶應義塾⼤学医学部内科学(呼吸器)教室と株式会社キュア・アップが、共同で開発を進めて参りましたニコチン依存症治療⽤アプリに関して、⽇本初のニコチン依存症治療⽤アプリの治験が完了し、アプリの有効性を確認したことを受け、記者会見を行い本治験結果を発表をさせていただきました。 多数のメディアの方々にご出席、ご取材をいただき、治療用アプリに対する世の中からの期待や注目の高まりを感じられる場となりました。 アプリの有効性については2018 年12 ⽉に国内第Ⅲ相臨床試験が完了しており、先⽇⽶国ダラスで開催された⽶国胸部学会(ATS)2019 の Late Breaking Clinical Trials Session においても、慶應義塾⼤学医学部内科学(呼吸器)教室の舘野博喜医師が本治験結果の発表を⾏いました。 治験結果についてはこちらのプレスリリースを御覧ください: https://www.wantedly.com/companies/cureapp/post_articles/170796 記者会見当日は、⽶国胸部学会(ATS)2019にて本治験結果を発表した舘野先生に治験結果を発表いただいた他、本治験委員会の先生方にもご登壇を賜り、それぞれの禁煙に対する取り組みや今後の禁煙治療などについてお話をいただきました。 <記者会見登壇者> 舘野 博喜 先生(さいたま市立病院 内科 科⻑ 慶應義塾大学病院禁煙外来) 藤原 久義 先生(兵庫県立尼崎総合医療センター 名誉院⻑ 兵庫県参与  岐阜大学名誉教授 禁煙推進学術ネットワーク理事⻑) ⻑谷川 高志 先生(日本遠隔医療学会 常務理事、特定非営利活動法人日本遠隔医療協会 特任上席研究員) 望月 友美子 先生(日本対がん協会参事 日本禁煙学会理事 医学博士) 福永 興壱 先生(慶應義塾大学医学部呼吸器内科 准教授) 佐竹 晃太(株式会社キュア・アップ代表取締役社⻑ 呼吸器内科医) 弊社代表の佐竹からは、治療用アプリの持つ社会的意義や、海外での動向などについてお話をさせていただきました。 今後薬事承認・保険適用を目指し、多くの患者さまのもとへ治療用アプリをお届けできますよう、社員一同邁進して参ります。

【学会】第8回 臨床高血圧フォーラム〜心血管病の抑制、新しい時代の始まり〜

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5月11日〜12日に久留米市にて開催された 第8回臨床高血圧フォーラムにて、弊社の看護師で、HERBのコンテンツ開発に関わる久木文美が「 治療アプリ®の高血圧領域への適応の可能性 」についてポスター発表を行いました。 今回のフォーラムでは「心血管病の抑制、新しい時代の始まり」がテーマとして掲げられており、5年ぶりに高血圧治療ガイドライン(JSH2019ガイドライン)が改定されたこともあり、関係するセッションは関心が高かったように思います。 新しい高血圧治療ガイドラインでは、高血圧への対策は、個人のレベルにとどまらず、社会全体で行う必要があるとし、高値血圧者及び高血圧者(140/90mmHg以上)はもちろんのこと、正常高値血圧(120~129/80mmHg未満)以上のすべての者も生活習慣の修正が必要であるとしています。早期から食事や運動などの生活習慣改善を重視することで、130/80mmHg未満への積極的な降圧を目指す方針が示されました。 現在、自分の高血圧を知らない有病者は1,400万人とされ(出典:JSH2019)今後は、より高血圧に対する対策や早期治療の必要性が増してくると思われます。今回の学会では1000人以上の医療従事者が参加し、各々熱い議論がなされていました。 弊社久木のブースでも当日はたくさんの方々に興味をお持ちいただき、質問だけでなく応援をいただけましたことはとても励みになりました。また、実際に臨床現場で患者さんと直接向き合い、指導をされている先生方の熱い思いに触れることができ、今後そのような思いもプロダクトへ反映していきたいと再確認したとても良い機会となりました。